『kasanegafuti』 | COLLABO MONSTERS!!
作品情報

『INAZUMA 稲妻』で時代劇を刷新した西山洋市が、
古典怪談に現代の「青春犯罪メロドラマ」を見出した

『kasanegafuti』2011/27分/HDV/カラー

監督:西山洋市
撮影:芦澤明子/照明:御木茂則/録音:臼井勝

キャスト:宮田亜紀/鈴尾啓太/名久井茉那/内木英二/川村基之
ストーリー
真(鈴尾啓太)は恋人の豊(宮田亜紀)に結婚をせまるが、「真と結婚すると父が不幸な死に方をする」と豊は言う。一方、豊の妹の園は「父は既に殺されている」と打明ける。姉妹の食い違う話に混乱する真だったが、育ての親である叔父からは驚愕の事実を知らされる。姉妹の父を殺したのは真の父だというのだ。自分たちの恐ろしい運命を知ったすぐ後、真と豊の住む家に真の父が現れる。豊は真の父を自分の父と混同し、手厚くもてなすが、真は不条理な事態に戸惑う。真は「あなたが殺した男の娘が豊だ」と明かし、父を家から追い出すが、豊も父を追って出て行き、そのまま半年が経ってしまう…。
スタッフ・キャスト
西山洋市(監督)
1959年、神奈川県生まれ。「おろし金に白い指」(高橋洋脚本、1991)、「ぬるぬる燗燗」(1992)、「ぬるぬる燗燗の逆襲」(1992)、「ホームビデオの秘かな愉しみ」(1993)など実験的なTVドラマでキャリアをスタート。1996年にピンク映画としてリメイクされた『ぬるぬる燗燗』も含めた「ぬる燗」シリーズは『桶屋』(2000)、『INAZUMA稲妻』(2005)、『死なば諸共』(2006)を経て『kasanegafuti』に至る「現代劇の皮をかぶった時代劇」の萌芽。97年の『痴漢白書劇場版II』は「青春メロドラマ」であった。その他の監督作に『完全なる飼育 愛の40日』(2001)、『稲妻ルーシー』(2004)、『運命人間』(2004)、『グロヅカ』(2005)、自主製作の『吸血鬼ハンターの逆襲』(2008)など。共同脚本作品として黒沢清監督『蜘蛛の瞳』(1998)、塩田明彦監督『月光の囁き』(1999)がある。

宮田亜紀(豊役)
1976年、大阪府生まれ。2000年、オムニバス映画「シネマGOラウンド」の『桶屋』(西山洋市監督)、『月へ行く』(植岡喜晴監督)を皮切りに、『INAZUMA 稲妻』(2005・西山洋市監督)、『ソドムの市』(2004・高橋洋監督)、『狂気の海』(2007・高橋洋監督)、『接吻』(2007・万田邦敏監督)、『正当防衛』(2010・伊野紗紀監督)などコンスタントに出演。西山監督、高橋監督とも縁深い女優の一人である。待機作の『先生を流産させる会』(2011・内藤瑛亮監督)では、少女達に立ち向かう女教師を力強く演じ、話題となっている。
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